6月22日(土)新宿コズミックスポーツセンター、6月29日(土)郷土の森総合体育館(府中市立総合体育館)にて、東京2025デフリンピックに向けた選手発掘のためのトライアウトを実施しました。
トライアウトでは、デフリンピックの出場を目指す聴覚障害のある方が実技や運動能力テストを行い、競技団体により競技への適性やパフォーマンスについて評価を受けました。
- <対象競技>
- ハンドボール
- 射撃
- テコンドー
- レスリング
今回のトライアウトの各競技において、合格と認められ、デフリンピック出場が有望とされる選手を発掘することができました。
トライアウトの合格者は、今後日々の練習や競技団体が行う強化事業等を通じて、デフリンピック出場を目指して実力を養っていきます。
是非、デフリンピックに向けて、今回のトライアウト4競技にご注目ください!
競技トライアウト
ハンドボール
基礎体力測定やシュート練習、ミニゲーム等を行いました。
協力:公益財団法人日本ハンドボール協会
6月22日(土) 新宿会場の様子
6月29日(土) 府中会場の様子
射撃
競技ルール等の説明やビームライフルの実践を行いました。
協力:日本ろう者ライフル射撃協会、特定非営利活動法人日本パラ射撃連盟
6月22日(土) 新宿会場の様子
6月29日(土) 府中会場の様子
テコンドー
基本動作の確認や、ミット蹴り等を行いました。
協力:一般社団法人全日本テコンドー協会
6月22日(土) 新宿会場の様子
6月29日(土) 府中会場の様子
レスリング
タックル、ローリング等の技の実践、スパーリング等を行いました。
協力:公益財団法人日本レスリング協会
6月22日(土) 新宿会場の様子
6月29日(土) 府中会場の様子
東京2025デフリンピック応援企画
6月29日の府中会場では、大会本番のレスリング会場(府中市立総合体育館)でデフリンピックやろう者、手話等への理解を深めるデフリンピアンとの交流会や、東京2025デフリンピック応援隊のお披露目等、デフリンピックを応援するための様々なプログラムを実施しました。
デフリンピアンとの交流企画(府中市主催)の様子
デフバドミントン ナショナルチームの選手による講話や選手によるデモンストレーション、聞こえない状態での競技体験が行われました。
(写真左から順に)
長原 茉奈美 選手、沼倉 昌明 選手、沼倉 千紘 選手
トライアウト開会式の様子
開会式では、東京2025デフリンピック応援アンバサダー 川俣郁美さんとデフバドミントン ナショナルチームの選手らによるミニトークのほか、東京2025デフリンピック応援隊の結成や公式マスコットの任命式等が行われました。
川俣郁美さんとデフバドミントン ナショナルチームの選手らによるミニトーク。
選手を応援する国際手話の紹介やデフリンピックに向けた意気込みを語っていただきました。
各自治体等のキャラクターで「東京2025デフリンピック応援隊」が結成されました。
- キャラクター紹介(写真左から順に)
- ふくしまを応援する「ベコ太郎」
- 静岡県イメージキャラクター ふじっぴー
- 東京2025デフリンピック公式マスコット ゆりーと
- 府中市マスコットキャラクター ふちゅこま
- 東京都スポーツ文化事業団マスコットキャラクター SUSIE(スージー)
「ゆりーと」の公式マスコットへの任命式も行われました。
情報保障について
聴覚障害のある方に安心してトライアウトに参加してもらえるよう、参加者への情報保障に留意しながら運営進行を行いました。
開会式の様子
手話通訳者の配置
サインによる場内アナウンスの可視化
文字情報による情報の伝達
会場内の様子
案内パネルを活用しながらの受付対応
トライアウトの案内
手話を学習中の方やデフリンピック本番での活動を希望するボランティアが活躍